【無料Excel配布】塾生徒の「テスト範囲管理が大変!」AIパーソナル支援から生まれたローテクだけど現実的な解決策

「A中学校の2年生、今回の期末の数学は…」
「B中学校の生徒は、同じ教科書だけど進度が違うから…」
「生徒が持ってきた範囲表のプリント、入力しなきゃ…」

中間・期末試験のシーズンが近づくと、教室運営は途端に複雑さを増します。

  • 複数の学校から生徒が通っている
  • 学校ごとに教科書が異なる
  • 同じ教科書でも、テスト範囲が違う
  • もちろん、学年ごとにもバラバラ…

この煩雑な情報を管理し、「どの学校の、どの学年の生徒に、どの単元を対策させるべきか」を正確に把握する。
多くの先生方が頭を悩ませている、根深い課題です。

AIパーソナル支援中に見つかった「本当の困りごと」

私たちはお客様の業務改善を支援する「AIパーソナル支援」の中で、この課題に直面しました。

もともと先生からお聞きした課題は「生徒が持ってくるテスト範囲のプリントをエクセルに入力して管理するのが大変」というお話でした。これに対して最初に提案したのは、よくあるAI活用法です。「生徒が持ってくるテスト範囲のプリントをスマホで撮って、AIで文字起こしすれば入力の手間が省けますよ」と。

しかし、お客様と対話を深める中で、本当の課題はそこではないことに気づかされました。
問題の本質は「入力の手間」ではなく、「散在する情報を一元管理し、瞬時に指導に活かせないこと」だったのです。

AIシステムは作れる。でも、現場で“使い続けられなければ”意味がない

もちろん、AIを使って各学校の情報を自動で管理するシステムを開発すること自体は可能です。
しかし、私たちはその選択をしませんでした。

なぜなら、どんなに高機能なシステムも、現場の先生方が日々の忙しさの中で、簡単にメンテナンスできなければ、やがて使われなくなってしまうからです。

私たちのゴールは、一過性の「すごい技術」を提供することでも「AIを促進すること」でもありません。
お客様の教室で、永続的に成果を出し続ける「仕組み」を共に作り上げ、先生の時間を生徒の指導に使っていただくことです。

結論:私たちがたどり着いた「テスト範囲管理のExcel管理シート」

そこで私たちが開発し、ご提案したのが、あえて“ローテク”とも言える、しかし現場の使いやすさを極限まで追求した、この特製のExcel管理シートです。

このようなシートです。

テスト範囲管理表のイメージ

このシートのすごい点は、次の2つに集約されます。

  1. 入力が“秒”で終わる
    学校・学年・教科を選ぶと、テスト範囲の単元をプルダウンメニューから選択するだけで入力が完了。もう手入力の必要はありません。複数の学校の進捗状況も、このシート一枚で一目瞭然です。
  2. 『天神』と“完全連動”している
    実は、このExcelシートに登録されている教科書の目次は、ICT教材『天神』の単元カリキュラムと全く同じもの。
    つまり、先生方はこのシートを見るだけで、「OK、A中学の2年生は、天神のこの単元からこの単元までを集中してやろう!」と、管理から具体的な指導へとで繋げることができます。

ユーザー教室様には無料でご提供します

AIの可能性を探求しつつも、現場の現実に寄り添い、最もシンプルで効果的な解決策を導き出す。
これこそが、私たちの考える「伴走型ICT教材」の在り方です。

今回ご紹介した「テスト範囲管理Excelシート」は、日頃『天神』をご活用いただいているユーザー教室の皆様に、無料で配布いたします。

ご希望の方は、お気軽に貴社の担当営業まで「ブログで見たテスト範囲管理表が欲しい」とお声がけください。すぐにデータをお送りいたします。

私たちは、単に教材を提供するだけでなく、このような現場の細かな「困った」に寄り添い、共に考え、教室の「成果」と「効率」の両立をこれからもサポートし続けます。

資料をご請求いただいた方にも

ご希望がおおければ資料をご請求いただいた方々にも、配布させていただく可能性がございます。
以下より、資料をご請求の上、営業担当までお申し付けください。