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【脱・Canva有料プラン】生成AIで塾講師の画像を無料・手軽に背景透過&加工する方法
「チラシやサイトに講師の写真を載せたいけど、背景がごちゃごちゃしてて使いにくい…」
「写真の背景を透過したいけど、そのためだけにCanvaの有料プラン(Canva Pro)に登録するのはちょっと…」
教室運営において、こんな風に感じたことはありませんか?
実はその悩み、多くの人が使い始めている「生成AI」を活用すれば、無料で、しかも驚くほど簡単に解決できてしまいます。
今回は、面倒な画像加工の手間を劇的に削減し、プロ並みの広報物を自作するためのAI活用術を、具体的な手順と共にご紹介します。
【結論】画像の「背景透過」はChatGPTがお手軽です
画像の背景透過(切り抜き)作業は、現時点(2025年10月)ではChatGPTの画像編集機能を使うのが最も簡単かつ確実です。
※2025年10月時点では、無料プランでは1日1枚まで。
操作はたったの2ステップ。
- 画像をアップロード: ChatGPTのチャット画面に、背景透過したい講師の写真をドラッグ&ドロップします。
- 指示を出す: チャット欄に「この画像の背景を透過してください」と入力するだけ。

これだけで、ChatGPTが画像の人物だけをきれいに切り抜き、背景が透明になったPNG形式の画像を生成してくれます。髪の毛のような複雑な部分も、驚くほど高精度に処理してくれるのが特徴です。
こちらが生成された透過画像です。
ChatGPTで透過させた画像
Canvaでこの画像をYouTubeサムネ風の画像に貼り付けてみると次のとおり。

【注意!】Geminiの「透過風」画像に騙されないで
「この作業、Geminiでもできるのでは?」と思われるかもしれません。しかし、ここに一つ大きな落とし穴があります。
Geminiに同じように「背景を透過して」と指示すると、一見、背景が透明になったかのように見える「市松模様」が背景に描かれた画像が生成されます。しかし、これは実際には透過されていない、ただのJPEG画像です。この「透過風」の画像をチラシに貼り付けても、市松模様がそのまま表示されてしまいます。

よく見ると、市松模様が乱れていますね。
もちろん、一般的なオンラインの背景透過ツールでも作業は可能ですが、使い慣れたChatGPTの画面で完結できる手軽さと精度は、大きなメリットと言えるでしょう。
この使い分けが、現在の最適解です。
【本番はここから】Geminiで広がる!透過画像の二次加工アイデア
さて、ChatGPTで背景をきれいした画像を、今度はGeminiにアップロードしてみましょう。ここからが生成AIの真骨頂です。
ただの講師写真が、生徒や保護者の興味を引く魅力的なコンテンツに生まれ変わります。
【Geminiへのプロンプト例】
アニメ風にイラスト化してください。
このとき「Imagenで画像生成」を選択しておく、画像生成してくれる確率が高まります。

何度かやりとりして加工したのがこのとおり。

講師の顔写真をそのまま使うのに抵抗がある場合でも、イラストなら気軽に掲載できます。塾だよりやブログの挿絵にもぴったりです。
【Geminiへのプロンプト例】
この人物に、サンタクロースの帽子と衣装を着せてください。クリスマス講習の案内に使います。

夏期講習なら法被(はっぴ)姿、ハロウィンなら魔法使いなど、イベントに合わせて服装を変えるだけで、SNSやチラシの注目度が格段にアップします。

【Geminiへのプロンプト例】
この人物を、少年漫画に出てくるような熱血講師風のキャラクターにしてください。背景には炎を描いて、情熱的な雰囲気を強調してください。

他塾とは一味違う、ユニークで記憶に残る広報物を作りたい場合に絶大な効果を発揮します。
加工方法はこちらをご覧ください。
チラシ作成など画像加工についてはこちら。
【本質的な課題】画像加工を効率化して生まれた“時間”で、本当にやるべきことは?
ここまでご紹介したAI活用術を使えば、これまで外部に発注したり、慣れないツールで時間をかけていたチラシやサイト画像の作成業務は、劇的に効率化できるはずです。
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