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塾の集客に効くSNSの画像をAIで手軽に作成する方法【2025年9月時点】

SNS集客で大切なのは「量」と「質」のバランス
InstagramやTikTokで塾を知る保護者は増えています。
ここで大切なのは「画像の質」よりもまずはコンテンツ量と更新頻度です。
質を気にして投稿しないよりも、まずは投稿してご自身の肌感覚でどんな投稿が最適化を見極めていきましょう。また、お客様は、心理学でいう「ザイオンス効果(単純接触効果)」により、同じアカウントを何度も目にすることで親近感や信頼感が高まります。
つまり、量をこなさなければ質も評価されにくいというのがSNSの実情です。
ただし、量だけで低品質な画像を乱発すると「ちゃんとしていない塾」という印象を与えてしまうリスクもあります。
重要なのは、量を確保しつつ効率的に質も担保することです。
しかし「投稿する画像がない」とお悩みの方も多いことでしょう。
そこで役立つのが、Googleが発表した最新の画像モデル Gemini 2.5 Flash Image(Nano-Banana) です。
画像の編集がAIでできるNano-Banana
従来のAI画像は「あと少しこうしたいのに…」という調整が苦手でした。
背景・小物・表情などを少し変えたいだけでも、キャラ全体が変わってしまうことが多かったのです。
Nano-Bananaはキャラや構図の一貫性を保ちながら部分的に修正できるのが強み。
「狙い通りのイメージ」にグッと近づけられるようになり、量を確保しながら質も高めることが可能になりました。
具体的に見てみましょう。

これは、私が貼った画像に対して「服を赤にして」と指示した結果です。
さらに、ここから編集したらこうなりました。

こんなことが、AIでできてしまうのです。
塾のSNSでの具体的な使い方
① 講師紹介は写真で十分
講師紹介はわざわざAI画像を作らなくてもOK。
実物の写真を使うことで信頼感が伝わります。
ただ、パートやアルバイト講師で「顔出ししたくない」という場合には「イラスト化して」と依頼すると良いでしょう。
② 生徒の写真はベスト、ただしイラストも有効
塾のリアルさを伝えるには、やはり生徒の写真がベストです。
実際の表情や雰囲気は、保護者にとって安心材料になります。
ただし、生徒の顔を出す場合には肖像権や個人情報の取り扱いが必要です。
許可取りやモザイク処理の手間を避けたい場合は、イラストや漫画風の生徒キャラクターを使う方法もあります。
これなら個人情報や肖像権の心配なしでSNSに投稿可能です。
以下は、先程の画像をイラスト化したものです。

「イラスト化する」だけでは背景の写真ぽさが残ったので、一旦線画にしてもらったあとに上記の指示をしました。

③ 写真とイラストの合成も可能
「塾内の雰囲気は実際の写真で出したい」という場合もあるでしょう。
そのときは、教室の写真+AIで作ったイラストキャラを合成。
リアルな塾の空気感と、親しみやすいイラストの両立ができます。

写真を添付して、生徒に教えているように加工してもらいました。
先生がかなり若くなりましたが、いい感じですね。
SNSだけでなく、チラシ作成の際にも活用できますね。

シンプルなプロンプト例
長い指示は不要です。欲しい要素をシンプルに書けばOK。
生成された画像をもとに、「笑顔」「背景は教室」などを付け加えれば十分です。
もちろん最初からプロンプトに含めておいても良いでしょう。
まとめ
塾のSNSは「画像がないからやらない」はもったいないです。
まずはSNSを作って投稿を始めること。そして更新する。
Nano-Bananaを活用すれば、投稿量を増やしながら質も担保した理想的な集客用コンテンツを作成できます。