2歳の発達障害の兆候:知っておくべき発達の目安とサイン、親が知っておくべき発達支援について 

子どもは、2歳頃になると、できることが一気に増えていきます。しかし、子どもの成長を見守る中で

うちの子、なんだか他の子と違うかも

と思ったことはありませんか?子どもと真剣に向き合っているからこそ、周りの子とつい比べてしまい、発達について不安に思う保護者も多いのではないでしょうか。 子どもは、2歳になるころには自我が芽生え、自分で様々なことをやりたがる行動が見え始めます。一方で、成長や発達の個人差が見えてくる年代でもあり、心配になったり、育てにくさを感じたりする保護者様もいらっしゃるかもしれません。しかし、具体的にどのような部分を見て「発達障害がある」と判断するかは、曖昧な部分が多いです。 

この記事では2歳児の発達障害の兆候について詳しく解説し、親ができることを紹介します。「発達障害がある」と早めに判断できることで、子どもの生きやすさにも繋がりますのでぜひチェックしてみましょう。 

目次

2歳児の発育・発達の目安について 

2歳児の発育・発達の目安について 

2歳になると、言葉の発達や思考、社会性、運動能力、そして日常生活の習慣において大きな変化が見られます。以下では、それぞれの項目に焦点を当て、2歳児の発育・発達の目安について解説していきます。 

・言葉の発達 
・思考の発達 
・人とのかかわり 
・運動能力の発達 
・生活習慣 

言葉の発達 

子どもは2歳頃になると、様々な言葉を覚えます。1歳の頃と比べると、一気に言葉の数が増え、例えば「チョウチョ イタ」「マンマ チョウダイ」といった2語文を話すようになります。さらに、「楽しい」「怖い」などといった感情を言葉で表現し、周囲と簡単なやり取りを楽しめるようになります。 

言葉に対する興味も高まり、大人に「これなに?」と積極的に質問したり、テレビで聞いたことを真似したり、好きな歌を口ずさんだりすることもあるでしょう。 

思考の発達 

2歳頃になると、色の区別ができるようになり、積み木やブロックなどで簡単な形を作って、それを電車や他の物に見立てる遊びをすることもあります。さらに、大人やテレビの身振りを真似したり、自分が好きな絵本などを繰り返し読んでもらったりすることを好みます。 

人との関わり 

2歳頃になると、人との関わり方も少しずつ成長し、一人遊びだけでなく、徐々に他の子どもたちと同じ場所で同じ遊びを楽しむ姿を多く見かけるようになります。これを「平行遊び」といいます。親や友達と一緒に何かをすることはまだ難しい年齢ですが、同じ遊びを同じ場所ですることで一緒に遊んでいるような感覚になっています。 

また、自我が生まれ、自分が思っていることを伝えたり、自分でやりたがったりする傾向が強く表に出ます。思うようにいかなければ、癇癪を起こすこともあるでしょう。 しかし、こういった癇癪などを通じて、自己主張や自分の思いを表現すること、そして他者との関わり方を身につけていきます。そのため、周りの大人は、子どもの話を聞いて、しっかり受け止めてあげることが大切になります。

運動能力の発達 

2歳は走ったり、跳んだり、階段の上り下りをしたりするなど基本的な運動能力が身につく年齢です。これにより、行動範囲は一気に広がります。また、細かい動きや複雑な動きも発達し、鉄棒にぶら下がったり、ボールを投げたりけったりするなど、道具を使った遊びもできるようになっていきます。

生活習慣 

食事面では、手づかみ食べが減り、スプーンやフォークを自分で使い分けて食べられるようになります。 

身支度では、服のボタンを自分でとめようとしたり、服の着脱を自分でしようとしたりします。また、脱いだ服も片づけようとする子もいるでしょう。 排泄面では、尿意を知らせたり、おもらしをしたら知らせたりする姿が見られます。また、トイレに興味が出てくる時期でもあり、トイレトレーニングを始めるには良いタイミングと言えるでしょう。 

2歳で発達障害が疑われる場合 

2歳で発達障害が疑われる場合 

2歳で発達障害が疑われる場合について、以下のポイントに絞って解説します。 

・発達障害はいつからわかるか 
・発達障害を疑う兆候 
・発達障害におけるグレーゾーンとは 

発達障害はいつからわかるか 

発達障害の特性は、2~3歳頃から目立ち始めるといわれています。また、幼稚園や小学校など、集団生活が始まってから困りごとが出てくるケースも少なくありません。

特に小さなお子様の発達の状態は日に日に変化します。2~3歳頃に周りより発達が遅いかも?と思うことがあったとしても、ある時期から一気に言葉を話すようになるなど、子どもの発達の様子には個人差がありますから、あくまで時期は目安と考えてください。

気になることがあれば、検診時に医師に相談したり、保育園や幼稚園の先生に園での様子を聞いたり相談したりしながら向き合うといいでしょう。 

発達障害を疑う兆候 

2歳児で発達障害を疑う兆候には以下のものがありますが、先ほども述べました通り、子どもの成長のスピードには個人差が大きいので、必ずしも発達障害に該当するとは限りません。 

・話すのが遅い、言葉が不明瞭 
・友達と交流が少なく、目を合わせたり身振り手振りをしようとしない 
・1つのことやおもちゃにすごく興味をもつ 
・特定の音や感触に過敏だったり、全く気にしない 
・走ったり、ジャンプするなどが難しい 
・同じ動きや言葉を繰り返す 
・抱っこを嫌がることがある

発達障害におけるグレーゾーンとは 

グレーゾーンとは、発達障害の特性はみられるものの、診断の基準は満たしていない状態のことを言います。 

例えば、他の子どもより行動が遅れたり、ぼんやりしている場面が目立つお子様について、「もしかしたら発達障害があるのかも?」と思うことがあるかもしれません。しかし、これらの特徴が一部見られるからといって、必ず発達障害があると診断されるわけではありません。単に「穏やかな性格」の範疇であると見なされる場合もあります。

逆に、医学的に発達障害とはいえなかったとしても、生活の中で困りごとがないということを意味するわけではありませんから、それぞれの特性を理解して、必要に応じた支援をすることが重要です。 

グレーゾーンは医学的な診断名ではありませんが、支援が必要か、そうでないかを注意深く見守る必要があります。 

発達が気になる時に親ができること

発達が気になる時に親ができること

子どもの発達が気になるとき、親ができることを以下の4つに分けて解説します。 

・子供の発達に関する理解を深める 
・専門機関に相談する
・発達を促す取り組みを行う 
・療育(発達支援)を活用する 

子供の発達に関する理解を深める

子ども発達が気になると感じた場合、まずは子どもの視点に立って、子どもの発達について理解する必要があります。

なぜなら、大人にとっては「なんでもない」ことでも、子どもは「すごく高い」「すごく暗い」などと感じてできなくなる場合があるからです。他にも「疲れた」「眠い」などの理由で、できないこともあるでしょう。

このような子どもなりのできない理由があっても、それを子ども自身が言葉でうまく説明できるとは限りません。このような場合もあるので、「発達が気になるときの要因」には、感じ方の違い、発達のスピードなど、さまざまな理由があり、「発達障害」もそのうちの一つととらえていただくと良いでしょう。

その認識を持った上で、発達障害についての知識を深めることが大切になります。 知識を深めることで、今後の適切な対応や子どもとの関わり方が明確になります。反対に、発達障害に関する知識が不足していると、子どもの気持ちを知らず知らずのうちに傷つけてしまう恐れもあります。

知識を深めていれば、発達障害の兆候を早期に認識し、適切な対策を講じることができます。そして、子どもの今後の生きづらさを解決できるきっかけとなるため、知識を深めることが必要と言えるでしょう。

専門機関に相談する 

専門機関に相談する際は、

・子育て支援センター
・児童相談所
・保健センター
・児童発達支援センター

などが利用できます。地域ごとに設置されている場合が多いため、自身の住んでいる地域を探してみるといいでしょう。これらの専門機関では、子どもの発達や学習、心理的な健康に関する相談に対応しており、必要に応じて適切な支援やサービスを提供しています。 

子育て支援センター 

子育て支援センターは、主に就学前の子どもと保護者が利用できる施設で、子育ての不安や悩みを相談できる場所です。厚生労働省が推進する地域子育て支援事業の1つであり、2022年度時点で全国に約7900箇所の子育て支援センターが存在しています。住んでいる地域を探してみるといいでしょう。 

児童相談所 

児童相談所は、原則18歳未満の子どもの発達遅延やさまざまな子どもに関する相談ができます。児童福祉士・児童心理士・保健士などの専門的なスタッフの助言や、相談に応じたほかの専門機関を紹介を行っています。 

保健センター 

保健センターのサービスの1つに母子保健事業があり、1歳6ヶ月児や3歳児への健診を行っており、子どもの発達や子育てについてのさまざまな悩みを相談することもできます。保健センターは2022年時点で全国に約2,400ヶ所ありますので、住んでいる地域で調べてみてください。 

児童発達支援センター 

児童発達支援センターは、障害のある子どもの発達や学習、心理的な健康などに関する様々な支援を行う場所です。個別支援を行うほか、集団活動に適応したスキル獲得に向けて、プログラムの提供を行っています。 

発達を促す取り組みを行う 

発達障害やグレーゾーンといったの診断に関わらず、発達が気になる能力があれば、その能力の発達を促す取り組みを日常に取り入れると良いでしょう。例えば言葉を発することが極端に少ない場合、発達を促す取り組みとして、絵本の読み聞かせを行ったり、子どもが質問してきたことに丁寧に答えたり、子どもが興味を持っていることを質問したりしてみましょう。このように、保護者が子どもとの関わりを密接に持つことでが、言葉を引き出し、発達を促す取り組みとなります。

大切なのは、無理強いをするのではなく、子どもが興味を持ったことならなんでもいいので、たくさん言葉をかけてあげることです。そのきっかけを通じて、突然多くの言葉を話し始めることもありますので、多様な機会を与えることが大切です。 また、保護者が子どもの成長を見守り、発達を促す取り組みを行うことが大事なのは、言葉に遅れがみられる場合だけではありません。お子様の発達の特性を観察して、成長の機会を与えていくことが重要です。

療育(発達支援)を活用する 

療育(発達支援)とは「身体障害」「知的障害」「精神障害(発達障害を含む)」いずれかに該当する子どもに対して、個々の発達の状態や障害特性に応じて、困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指して行う支援のことを言います。また、療育(発達支援)は 

・公的な療育(公費を利用できる) 
・医療行為を伴う療育(病院の治療の一環) 
・私費で受ける療育(自己負担で利用する) 

などがあります。公費で療育を受ける場合には自治体から発行される「受給者証」が必要であったり、自治体によっては「医師が発行した診断証」が必要になることもあります。 

まとめ 

発達障害の兆候が見られたからといって、必ずしもその診断が断定されるわけではなく、専門家の判断が必要です。 

親が発達障害についての知識を増やすことは重要ですが、間違った解釈で子どもとの関わりに影響がでてしまう可能性があるため注意しましょう。 もし、専門家から発達障害と診断された場合、療育機関を活用して子どもに適した環境で発達を促すことが大切です。子どもが生きづらさを感じることが最もつらいため、その気持ちを解消できる環境を早めに作り、成長を温かく見守れるようにしましょう。 

ここまでご紹介したとおり、「子どもの発達障害が気になった」場合の保護者が出来る直接的な対策としては、

言葉を引き出し、発達を促す取り組みを行う

というが大事だということがわかりました。

しかし、具体的にどんな取り組みをしていくべきなのかがわからない、、、
家事・育児・仕事などもあるし、それにプラスして色々なことを追加していくのは大変、、、
特性を理解していてもポイントをおさえながら実際にするのは大変そう、、、

とお悩みではないでしょうか。

もっと手軽に、負担なく、発達を促せるほうほうがあったらなあ、、、

と。

言葉を引き出し、発達を促すための要素が盛りだくさん。
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・お子様のペースに合わせて学べ、イライラしない
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幼児期は脳は6歳までに90%ができあがると言われます。
「幼児教育はまだ早い」と思われている方ほど、早めの取り組みをおすすめします。

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