【例文あり】幼稚園の願書作成におすすめ!「家庭の教育方針」とは?書き方を紹介

幼稚園受験の際に記入する必要がある入園願書。その中に「家庭の教育方針」という記入欄があります。あらためて「教育方針」と問われると、文章にすることが難しいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 「どんなことを書けばいいの?」
  • 「幼稚園に良い印象を持ってもらえる書き方って?」
  • 「夫と意見が違う場合はどうすればいいの?」

など、色々な疑問が湧いてくるものです。この記事では「家庭の教育方針」を文章にするうえでのポイント、夫婦で意見が食い違った時の考え方、書き方の具体例を紹介していきます。

目次

家庭の教育方針とは

「家庭の教育方針」とは、「どんな子どもに育ってほしいか」ということです。幼稚園受験のために考えておく必要もありますが、ご家庭における「子どもの育て方」をより深く掘り下げるためにも、把握しておくべきです。この機会に、今後の教育方針を整理しておきましょう。

家庭の教育方針をまとめるポイント

では「家庭の教育方針」を書いてみましょうと言われ、いきなり文章にするのは難しいものですよね。ここでは「家庭の教育方針」をまとめるポイントを説明していきます。

どんな子どもになってほしいかを考える

まず、子どもを育てる上で親として大切にしていることを書き出してみましょう。普段あまり意識しておらず「大切にしていることなんて思いつかない」と感じるかもしれません。しかし難しく考える必要はありません。例えば「挨拶だけはきちんとして欲しい」「思いやりのある子になって欲しい」など、お子様にいつも言っていることや、これだけは譲れないということを挙げていきましょう。

次に、家庭で大切にしていること、それを守るために今までしてきたことを考えてみましょう。例えば、「家族間で必ず挨拶はするようにしている」や「家族が困っている時は進んで声をかける」など具体的に書き出していきましょう。

加えて、「家族間で挨拶が出来るようになったら知り合いに挨拶をする」「お友達が困っている時は進んで声をかける」、など次の段階の目標として何をするべきかを考えておくことも大事です。

いつも、子どもにどう接しているかを考える

次に子どもへの接し方について振り返ってみましょう。

子どもがしっかり挨拶をできた時、思いやりのある行動をとれた時、それが出来なかった時、保護者としてどのような言葉をかけ、接していますか。最近の姿を思い出して書き出してみましょう。

例えば、挨拶が出来なかった時に、「恥ずかしかった?」「緊張しちゃったかな?」と声をかけ、「次は挨拶できるといいね」と話をしたり、出来た場合、「やったね!」「しっかり挨拶できたね」と、声をかけたりするなど、様々な場面があると思います。エピソードを書き出した後、このエピソードから「家庭の教育方針」が伝わるか、という点を意識して読み直してみましょう。

教育方針が夫婦間で異なる場合

教育方針が夫婦間で異なる場合

夫婦で教育方針が異なる場合、お子様にとって最適の教育方針が何かということを考えながら、話し合いを進めることが大切になります。どちらかの考えを押し通したり、どちらかが折れたりするのではなく、お子様の個性や発達に合った教育方針を決めていきましょう。

ゴールを決め、基本的なビジョンをすり合わせる

幼稚園入園前の子どもの教育方針を考える際は、あれもこれもと細かな点まで決める必要はありません。子どもはまだ発達段階の途中にいます。今できていないことも、発達につれてできるようになっていきますし、興味も変化していくことでしょう。今はまだ見えていない才能も、今後開花していくかもしれません。

今の時点で話し合うのは基本的なビジョン、つまり教育の方向性です。細かな点は、お子様の発達に合わせて、今後も夫婦で話し合いを続けてその都度決めていきましょう。

相手の意見を尊重し、歩み寄ることも大事

大切な我が子だからこそ譲れずに「私はこう思う」「それは違う」など話し合いが白熱し、けんかのようになってしまうこともあると思います。そのような時は、いったん落ち着いてお子様の姿を思い浮かべてみましょう。夫婦のどちらもお子様のことを大切に思っている、という点は同じです。そう考えれば、お子様のために歩み寄ることもできるのではないでしょうか。

また、一人で見るよりも二人で見た方がお子様の良い点、個性を総合的に判断することができます。それぞれが見つけたお子様の良い点、個性を共有し一つのチームとしてお子様を育てていきましょう。

定期的に話し合う機会を作る

幼稚園受験のための話し合いに限らず、子どもについて話すことは大事です。子どもは日々成長しています。成長に合わせて教育方針も調整していきましょう。その時々で子どもの興味は変わっていきます。父親と母親で視点が異なれば、気づくところも違っていて当然です。それを共有することは子どもを理解する上で大切なことです。

家事や子育てと忙しい日々の中で、夫婦が話し会う時間はなかなか取りづらいかもしれません。週に1回時間が取れないときは2週に1回、1か月に1回と時間を決めて話し合う機会を設けてみましょう。お子様の成長に合わせて夫婦間で話し合えば、お子様に対する理解を深めていくことができるでしょう。

家庭の教育方針と幼稚園の教育方針が一致しているかを確認する

「家庭の教育方針」が大まかに決まったら、幼稚園の教育方針を見直してみましょう。ホームページや幼稚園の案内にもう一度目を通して、我が家の教育方針と一致しているかどうか確認しましょう。説明会に出席して先生から直接話を聞いたり、志望する園に子どもを通わせている保護者の方と話をしたりするのも良いでしょう。実際に通わせているからこそ分かる情報があるかもしれません。

入園後は幼稚園と家庭で協力し合い、お子様を育てていくことになります。入園することを目的にすると子どもに合わない幼稚園に入園させてしまい、教育方針が家と園とで合わず、居心地の悪さを子どもが感じてしまうこともあります。

幼稚園の教育方針と家庭の教育方針が一致していることが確認できれば、入園したいという気持ちを文章にして説明しやすくなりますし、面接時の対策にもなります。

幼稚園願書における教育方針の書き方

幼稚園願書における教育方針の書き方

それでは具体的に「教育方針の書き方」を見ていきましょう。幼稚園は家庭の教育方針を見て何を判断するのでしょうか。

願書に記載する「教育方針」の重要度

幼稚園側は受験者の中から、「園の教育方針に沿った考えを持つ家庭」の子どもを選びたいと思っています。その際の基準となるのが「家庭の教育方針」になります。保護者の「家庭の教育方針」を確認しておくことで入園後のミスマッチを防ぐ狙いがあります。

例えば、模範を守って集団行動の取れる子を目指す園に対して「伸び伸びと自由に育てたい」と保護者が考えている場合、園の教育が厳しすぎると感じることがあるかもしれません。反対に、伸び伸びと個性をゆっくり育てることを重視している園に対して「英語や勉強に力を入れて欲しい」と保護者が考えている場合は、園の教育では満足がいかないかもしれません。

このように「家庭の教育方針」は幼稚園が入園者とその家族を選ぶ際の判断基準の一つになります。

適度な文章量を心掛ける

文章は長ければ良いというものではありません。記入欄の8割から9割を埋めることを目安にして、「文字量」よりも「わかりやすさ」を意識しましょう。また、書く前に、願書を数部コピーしておくことも忘れないようにしましょう。コピーしたものに下書きし、原本に清書すれば間違える心配がありません。そして書き終わった後でコピーを取っておくことも忘れないようにしましょう。面接の際に願書に書いた内容を忘れてしまった、という事態を防ぐことができます。

子どもの具体的なエピソードを入れる

いつもお子様にどう接しているのかを説明するために、具体的なエピソードを入れて説明しましょう。どんな子どもが入園してくるのかを幼稚園側に分かりやすくイメージさせることも重要です。些細なことで構いません。現在興味があることや、今チャレンジ中のものなど、先生たちがイメージしやすいエピソードがおすすめです

幼稚園願書における家庭の教育方針の記入例

幼稚園願書における家庭の教育方針の記入例

記入例を紹介しますので参考にしてください。

記入例1「挨拶ができる子」

我が家では挨拶を大切にしたいと考えています。挨拶は人間関係の第一歩だと考えているからです。そのため朝、顔を合わせると笑顔で「おはよう」と言い合うようにしています。最初は恥ずかしがっていましたが、最近では大きな声で「おはよう」と言えるようになりました。これからは近所の方やお友達にも積極的に挨拶ができるようにしたいと考えています。

記入例2「思いやりのある子」

困っている人がいたら助けてあげることができる思いやりのある子に育って欲しいと思っています。お友達とけんかしてしまうこともありますが、そのような時は子どもの気持ちに寄り添ったうえで「相手の気持ち」も考えさせるよう話をしています。思いやりの心を育てて、豊かな人間関係が築ける子になって欲しいです。

まとめ

「家庭の教育方針」は幼稚園受験のためだけではなく、今後の子育ての方向性を決める重要なものです。夫婦で話し合う良い機会と考え、お子様のために時間をかけてまとめていきましょう。

幼稚園で過ごす数年間は、お子様の今後の人生においても大切なものになります。「家庭の教育方針」と合致した幼稚園でお子様が充実した時間を過ごせるようにしましょう。

面接時のお子様の印象を「1ランク」上げる方法

面接に臨む上で注意することは、「面接に立ち会う先生の立場に立って物事を考えられるか」です。先生は園にどんな子どもを迎えたいと考えているのでしょうか

・優しい子ども
・明るい子ども
・言うことを聞く子ども
・明るく挨拶ができる子ども
・かしこい子ども

「良い子」と言われる子どもの特徴は様々ですが判断基準は先生によって異なります。しかし共通して言えることは「園が欲しいのは、しっかりした親の環境下で育てられている子ども」であるということです。面接では子どもを見られてはいますが、子どもの対応から親の子育てを見られているといっても過言ではないでしょう。

では、面接時にどんなことに気をつけるべきでしょうか

幼稚園の受験時に面接官は、面接での応対を含め、「親からどんな教育を受けているか」を判断されます。

子どもが自主的に楽しんで学習に取り組めているか
自宅において、子どもが楽しめる学習環境を用意できているか

でしょう。

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お子様が興味を示す分野が見つかれば、特に伸び盛りな分野ですのでドンドンさせてあげてください。

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3歳までは情報の「インプット」を重視する時期、
4歳以降は3歳までに学んだことを表現する「アウトプット」を増やし始める時期です。
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