幼稚園入園における志望動機の書き方【例文5選と書き方のポイント】

幼稚園の願書を書くときに、保護者の頭を悩ませる志望動機。願書を目の前にして「何を書けばいいのかさっぱり分からない…」と手が止まってしまう人も多いのではないでしょうか。この記事では、幼稚園の志望動機を書く上でのポイントや、実際の例文を紹介します。

「思いが伝わる志望動機を書いて、第一志望の幼稚園に入園したい」という人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

幼稚園に入園する際に必要な【志望動機】とは

幼稚園の志望動機とは、お子様をその園に入園させたいと思ったきっかけや入園を希望する理由のことです。志望動機は願書の中でも特に重要な箇所です。入園に対する熱意を伝える絶好の機会と思って、丁寧に書きましょう。

幼稚園にとっては、園の方針と家庭の考え方にミスマッチがないかを判断する材料になります。

志望動機を書く上でのポイント

志望動機を書く上でのポイント

幼稚園の志望動機を書く際に気をつけるべきポイントは次の6つです。

  • 幼稚園の特徴に沿った思いを書くこと
  • 伝えたいことは明確にわかりやすく書くこと
  • 具体的なエピソードを入れて書くこと
  • 熱意をもって書くこと
  • 嘘をつかずに書くこと
  • 「家から近い」は理由がなければ書かないこと

これらの6つのポイントを押さえれば、幼稚園の方針に理解があることや、熱意が伝わる志望動機を作成できます。一つずつ説明するので、参考にしてください。

幼稚園の特徴に沿った思いを書くこと

幼稚園側は、園の教育方針に合った子どもに入園してほしいと考えています。そのため、志望動機には、幼稚園の教育方針や雰囲気と、自身の教育方針が一致している旨を書きましょう。説明会で聞いた内容や、パンフレット、ホームページに書かれている教育方針を参考にすると、園の方針をしっかり理解していることが伝えられますよ。

伝えたいことは明確にわかりやすく書くこと

字の読みやすさや、文章の分かりやすさも重要です。字は欄に合った大きさで丁寧に書きましょう。文章は結論から先に書くと分かりやすくなります。まず入園を志望する一番の理由を簡潔に述べて、それから理由を説明しましょう。具体的には「貴園を志望した理由は〇〇です。それは~だからです。」というように書きます。

長々と続き結論が分かりづらい文章では、読み手に思いが伝わりにくくなります。簡潔に分かりやすく結論から伝えることを心がけましょう。

具体的なエピソードを入れて書くこと

幼稚園を志望するに至った具体的なエピソードを入れると、熱意が幼稚園側に伝わりやすくなります。例えば、説明会や見学会などでのエピソードを書くと、園の行事に事前に参加したことをアピールできます。説明会や見学会などで共感したポイントや、感動したこと、お子様の反応などを具体的に書きましょう。

熱意をもって書くこと

志望動機では「ぜひ我が子をこの幼稚園に入園させたい」という熱意をアピールすることが重要です。「入園を希望しているのは貴園のみです。」とストレートに伝えるのも、幼稚園側に本気度を訴えられますよ。「〇〇の仕事や趣味をいかしてバザーなどでお役に立てたらと考えております。」などと書くことで、園の行事や取り組みを理解し、協力する姿勢があることを伝えられます。

嘘をつかずに書くこと

幼稚園の志望動機に嘘の内容を書くのは控えましょう。幼稚園側に好印象を持ってもらいたいからといって、嘘を書いて無理やり受験しても、お子様のためにはなりません。

ありのままの思いを、誠実に書きましょう。

「家から近い」は理由がなければ書かないこと

幼稚園の志望動機に「家から近いから」とだけ書くのは控えましょう。志望動機は、幼稚園の教育方針や特徴を踏まえて書くようにします。「家から近いから」と書く場合は、例えば「地域に根付いた子育てをしたいと考えている」など、近いから何が良いのかを説明する文章を書き加えましょう。

幼稚園願書における志望動機の記入例

幼稚園願書における志望動機の記入例

ここからは、幼稚園の志望動機の記入例を紹介します。

実際に希望する幼稚園に入園できた方の志望動機を参考にしたものなので、ぜひ参考にしてください。自分達のケースと照らし合わせて、幼稚園に好印象を与えられる志望動機を完成させましょう。

体験会に参加した場合、印象的に思った部分を具体的に書く

幼稚園の体験会や見学会にはなるべく参加して、印象に残ったエピソードを具体的に書きましょう。実際に肌で感じた園の魅力を自身の言葉で説明することで、園の良さが分かっていることが伝えられますよ。

記入例

貴園を希望した理由は、以前参加させていただいた体験会で先生のご対応がとても温かく、私も子どもも、先生のことが大好きになったからです。人見知りで、体験会でも最初は私の後ろに隠れていた子どもでしたが、一人の先生が優しく声をかけてくださり自然と皆の輪の中に入れるようにしてくださいました。子どもの気持ちに寄り添いながら導いてくださるところに感動しまして、ぜひ貴園で子どもの成長を見届けたいと思い志望致しました。

志望動機と、ご家庭の教育方針の共通点を書く

志望動機と、家庭の教育方針が共通している点を書きましょう。具体的には「英語教育が受けられる」「〇〇式のカリキュラムを採用している」「のびのびと自由に遊べる」など、その園に感じた魅力と家庭の教育方針が一致していることをアピールします。入園したい気持ちが伝わりやすくなりますよ。

記入例

貴園への入園を志望した理由は、広々とした園庭でのびのびと遊べること、それだけでなく、英語や体操教室などの課外教室が充実していて、バランス良くさまざまな教育が受けられると思ったからです。また、見学の際に先生方が、子どもたちの良いところを積極的に褒めていらっしゃる点に感銘を受けました。我が家でも、子どもの長所を褒めて伸ばしていきたいと考えておりますので、貴園の教育方針にとても共感し、ぜひ入園させたいと思いました。

ご家族の出身幼稚園である場合、園での経験を書く

家族の中にその幼稚園に通っていた人がいる場合は、その旨を志望動機に書きましょう。すでに通っていた経験から幼稚園への理解が深いので、幼稚園側からも安心感をもってもらえます。

記入例

夫は貴園の卒園生です。夫は幼稚園時代、毎日楽しかったことを今でも覚えていると申しております。広い園庭でたくさんのお友達と駆け回ったり、さまざまな行事が楽しかったそうなので、子どもにも貴園で幼少期を過ごさせたいと考え、貴園への入園を志望致しました。

子ども自身が入園したいという思いを持っていることを書く

幼稚園を選ぶ際は、やはり子ども自身の気持ちも重要です。お子様が希望している旨を書ける場合はぜひ書きましょう。

記入例

いくつか園を見学する中で、貴園では子どもたちが、我が子に声をかけてくれたり、遊びに誘ってくれたりしてくれました。そのおかげで、我が子もあっという間に馴染んで、楽しそうに過ごしていました。何度も遊びに行くうちに、子どもが自ら「この園がいい」と希望を言うようになりました。貴園の温かい雰囲気に惹かれて、子どもにもぜひ在園児のように優しい子になってほしいと思い、入園を希望致しました。

子どもを安心してお任せできる旨を書く

実際に幼稚園を訪れて先生と接する中で、安心してお子様を預けられると感じた旨を書きましょう。幼稚園と家庭の関係性は、お子様の健やかな成長のためにも重要です。先生方を信頼している旨を伝えることで、幼稚園側に安心感を持ってもらえます。

記入例

貴園の入園を希望する理由は、見学会の朝、正門に立たれて一人ひとりに挨拶をされる園長先生の姿に感銘を受けた点と、その後の見学会での先生のご対応がとても温かく、この園なら安心して子どもをお任せできると思ったからです。先生方は、子ども同士の関わり合いを尊重しながらも、トラブルが起きた時には子どもの話をよく聞き、気持ちにより添いながら必要な指導を行われていて、その対応が本当に素晴らしかったです。ぜひこちらの先生方に我が子の指導もお願いしたいと思いまして希望致しました。

志望動機は家族で共有しておくこと

志望動機は、家族で話し合って共有しておきましょう。志望動機を考えるときに、家庭の教育方針についても話し合って方向性を決めておくと、その後の話し合いもスムーズになります。面接で聞かれて慌てないように、志望動機は両親のどちらが聞かれても答えられるようにしておきましょう。

まとめ

幼稚園の志望動機を書くときのポイントや例文を紹介しました。

せっかく入園したい気持ちが強くても、志望動機が読みづらかったり、具体的なエピソードがなかったりすると、熱意は伝わりにくいものです。分かりやすく熱意のある志望動機で思いを伝えて、希望の幼稚園への入園を目指しましょう。

面接時のお子様の印象を「1ランク」上げる方法

面接に臨む上で注意することは、「面接に立ち会う先生の立場に立って物事を考えられるか」です。先生は園にどんな子どもを迎えたいと考えているのでしょうか

・優しい子ども
・明るい子ども
・言うことを聞く子ども
・明るく挨拶ができる子ども
・かしこい子ども

「良い子」と言われる子どもの特徴は様々ですが判断基準は先生によって異なります。しかし共通して言えることは「園が欲しいのは、しっかりした親の環境下で育てられている子ども」であるということです。面接では子どもを見られてはいますが、子どもの対応から親の子育てを見られているといっても過言ではないでしょう。

では、面接時にどんなことに気をつけるべきでしょうか

幼稚園の受験時に面接官は、面接での応対を含め、「親からどんな教育を受けているか」を判断されます。

子どもが自主的に楽しんで学習に取り組めているか
自宅において、子どもが楽しめる学習環境を用意できているか

でしょう。

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お母さんお父さんのお膝にお子様を乗せるなどして、
お母さんお父さんが操作し、お子様へ語りかけながらすすめます。

「天神」が発する声を真似して語りかけ、お子様とコミュニケーションしながら進めます。
絵本を読み聞かせするように使用してください。

お子様が知らないものもたくさん出てきます。
もし、お子様が間違えても、それをきっかけにコミュニケーションしましょう。
「おしいね!」でも「こんなのもあるんだね」でも何でも良いです。
「間違えた!」と悲観せず親子で面白がることが学びに繋がります。

興味・関心のあるものが出てきたら、フリー学習も!

学習方法は「きょうのもくじ」だけではありません。自由に選んで学ぶ「フリー学習」も利用できます。
お子様が興味を示す分野が見つかれば、特に伸び盛りな分野ですのでドンドンさせてあげてください。

例えば成長とともに少しずつ問題が変化

4歳児はインプットからアウトプット問題を強化

3歳までは情報の「インプット」を重視する時期、
4歳以降は3歳までに学んだことを表現する「アウトプット」を増やし始める時期です。
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