【0円】Geminiで透過対応の「塾のロゴ」を3分で作る方法

「新しく始めるプログラミングコース、アイコンどうしよう…」
「教室のロゴ、開業時に適当に作ったままだからリニューアルしたい」

そんな時、プロのデザイナーに依頼すると数万円。
クラウドソーシングでも少なくとも数千円はかかります。
かといって、自分でゼロから作るのはセンスも時間も必要…。

そんな悩みを一瞬で解決するのが、生成AIでのロゴ作成です。
画像作成は、2025年12月時点でのオススメは、Googleの生成AI「Gemini(ジェミニ)」です。
実はGeminiは、チャットだけでなく「画像生成」も得意分野。今回は、完全無料で、あなたの塾のイメージにぴったりのロゴを3分で作る方法をご紹介します。(※Geminiの無料プランだと1日の生成回数に制限があります)

Geminiで塾のロゴを作成する方法

なぜ、ロゴ作成に「Gemini」なのか?

以前は画像生成といえば「Midjourney」などが有名でしたが、操作が難しく有料でした。
また、少し前にはChatGPTでもそこそこのものが作れました。
しかし、今はGeminiがオススメです。

【コピペでOK】Geminiに「プロ級ロゴ」を作らせる魔法のプロンプト

では、実際にやってみましょう。Geminiのチャット画面を開き、以下のプロンプト(指示文)を調整して投げかけてみてください。

パターン①:信頼感のある「王道の学習塾」ロゴ

【プロンプト例】

学習塾のロゴマークを生成してください。

【デザインの要望】

  • モチーフ: 「本」と「翼」を組み合わせた抽象的なシンボル
  • 色: 知的な「ネイビー」と、情熱の「オレンジ」を使用
  • 雰囲気: 信頼感、誠実、成長、アカデミック
  • スタイル: シンプルでフラットなベクターアート風。白背景。
Geminiで指示した画面

こんなものができました。
なんだかカッコいいですね。日本語の文字化けもしていません。
文字がいらなければ「テキストはいらない」など追加で指示すればOKです。

なお、試しにChatGPTでも同じプロンプトを入力してみたら次のようになりました。

ChatGPTで指示した画面

どちらがお好みでしょうか?
私はGeminiのロゴの方が好きです。

同じ要領で、様々なロゴ作成を指示すれば、簡単なロゴは作成できます。
いくつかプロンプトを紹介します。ご自身で実際にやってみてください。

パターン②:親しみやすい「低学年・英会話向け」ロゴ

【プロンプト例】

子ども向け英語教室のロゴマークを生成してください。

【デザインの要望】

  • モチーフ: 笑顔の「ライオン」または「太陽」
  • 色: 明るい「黄色」と「水色」などのパステルカラー
  • 雰囲気: 楽しい、元気、フレンドリー、安心感
  • スタイル: 丸みを帯びたポップなイラスト調。白背景。

パターン③:先進的な「プログラミング・探究学習」ロゴ

【プロンプト例】

プログラミング教室のロゴマークを生成してください。

【デザインの要望】

  • モチーフ: 「電球」または「回路」を幾何学的にデザインしたもの
  • 色: ネオンカラーの「緑」や「紫」を黒背景にアクセントとして使用
  • 雰囲気: 未来的、革新、創造性、テクノロジー
  • スタイル: ミニマルでスタイリッシュなデザイン。

などなど、ご自身の脳内にあるイメージを書いてみましょう。

【プロの裏ワザ】文字は「Canva」で入れるのもアリ

ここで一つ、重要なコツをお伝えします。
AIは「絵」を描くのは得意ですが、「文字」を入れるのはまだ少し苦手です(たまに謎の文字化けを起こします)。
また、フォント次第で、ロゴの雰囲気もかなり左右されます。

ですので、Geminiには「マーク(シンボル)」だけを作らせて、塾名などの「文字」はCanvaを使って自分で入れるのが、最も満足度が高いものになるでしょう。

  1. Geminiでシンボルマークを作る。
  2. 画像を保存し、Canvaにアップロード。
  3. Canvaでいい感じのフォントを選んで、塾名を添える。

これだけで、制作費0円とは思えないクオリティのロゴが完成します。

著作権の侵害には注意

生成された画像に関しては、他社の画像にそっくりじゃないかの確認をしましょう。
オススメのやり方は「Google画像検索」です。

上記の検索ボックスに作成したロゴをアップロードすると検索できます。

似ている画像がないか念の為チェックしましょう。
AIで生成する人が増えてくると、必然的に同じようなロゴが増えるでしょうからね。

Canvaで作成後、ダウンロードしたらChatGPTで透過画像にしてもOK

実は、GeminiとCanvaでは透過画像にできません。
ココが唯一のネック。
ChatGPTは画像を透過にするのは得意ですので、最後にChatGPTで透過処理をするのも良いでしょう。
※ただし、ChatGPTでの透過処理は画像を再生成しているので、本来のロゴと若干のズレが生じることがあります。きちんとした透過処理には、専用のソフトか「画像 透過 ジェネレーター」などで検索して透過処理をすることをオススメします。

下記はラッコツールズで作成したものです。

ちなみに人物画像から背景を透過するなら以下記事を参考ください。

デザイン費や制作時間を削って「生徒の指導環境」を最高品質へ

ロゴやチラシのデザイン費、あるいはそれを作るための貴方の時間。
これらをAIで削減することで生まれたリソースは、どこに投資すべきでしょうか?

それは間違いなく、「生徒の指導環境」です。

ここまでロゴの作り方を説明しておいてなんですが、ロゴがどれだけ立派でも、中身の指導が伴わなければ生徒は定着しません。
逆に、指導の中身さえ良ければ、手作りのロゴでも生徒は集まります。

“生徒の指導環境”を最高レベルに引き上げる『天神』

外側のブランディングをAIで効率化したら、内側の「教育品質」は『天神』にお任せください。

  • 教科書準拠で「成績」に直結
    学校の教科書にページ単位で対応。ロゴで興味を持ってくれた生徒の成績を、確実に引き上げます。
  • 個別最適化で「満足度」向上
    「できた!」を積み重ねるスモールステップ設計で、生徒の自己肯定感を育みます。
  • 準備ゼロで「効率」アップ
    プリント準備や丸付けの手間を削減。先生は生徒一人ひとりの表情を見ることに集中できます。

「見せ方」はAIで賢く作り、「中身」は天神で盤石にする。
これが、賢い経営者が選ぶ、次世代の教室運営スタイルです。

『天神』では、あなたの塾のロゴを表示しての利用も可能です。

その際に自塾のロゴを利用したい方は、上記の方法で作成してみてはいかがでしょうか?

「天神X」の学習アプリにロゴを適用させたイメージ